《秘伝》バレイヤージュカラー職人が伝授!バレイヤージュのカタログレシピ(グレージュ・ラベンダー・ピンク系…)を大公開!
「バレイヤージュカラー」は、今海外で大人気のヘアカラー。ここ日本でも、オシャレに敏感な女性・メンズの間で話題沸騰中!
外国人風のナチュラルなハイライトやグラデーションを楽しめるバレイヤージュ♡グレージュ系やピンク系、ラベンダー系など、様々な色合いとの相性も抜群。
しかし、まだまだ世間では「バレイヤージュカラーとは何か」その意味が認知されていません。また、あまりレシピやヘアカタログも出回っていないのが現状…。ということで、バレイヤージュ大好き美容師が「バレイヤージュカラーとは何か」徹底解説していきたいと思います!
「バレイヤージュ」は、髪の長さに関係なくショート、ミディアム、ロングでも楽しめるヘアカラー。もちろん、老若男女問わず、黒髮でも白髪でも楽します。
バレイヤージュカラーの意味とは
ナチュラルなハイライトは、箒ではいたようなヘアカラーデザイン
「バレイヤージュカラー」とは、”髪の毛にホウキで掃くように、自然なハイライトとグラデーションの筋を入れる技術”。ちなみに「バレイヤージュ(英語=Balayage)」とはフランス語で「ホウキで掃く」という意味になります。
より自然にハイライトやグラデーションが髪に入る
バレイヤージュは、従来のハイライトやグラデーションと比べて、ハッキリとしたラインが出ないのでより自然な仕上がり。
バレイヤージュのグラデーション効果で、カラー後に伸びた生え際の黒髪も目立たたずカバー。さらに、部分的にハイライトが入るので、小顔効果や顔色を良く見せる効果も期待できます。さらに、毛束感を強調することで、外国人の髪のような雰囲気を醸し出すことが可能。白髪ぼかしなどにも応用ができます。
文字だけでは、イメージがつかみにくことでしょう。百聞は一見にしかず、実際にバレイヤージュに染めた髪を見てみましょう。
いかがでしょうか?
バレイヤージュカラーは、まるでホウキで掃いたようなナチュラルなグラデーションハイライトが特徴的。普通のカラーリングと違い、中間から毛先に向かい、自然なグラデーションで嫌味がありません。
その為、根元の伸びた黒髮、白髪をナチュラルにぼかしてくれます。美容室の来店頻度が長い方におすすめです。
バレイヤージュカラー・ヘアカタログレシピ集
ベージュ系バレイヤージュカラー
まずは1番人気のべージュのバレイヤージュをご紹介。
バレイヤージュカラーは、ホウキで掃くようなカラーなので根元が暗く毛先にかけて明るくなることで根元がプリンになっても気にならないのが特徴です。また、根元が暗く毛先にいくにしたがい明るくなるので、写真のように手櫛を通すと陰影が出て立体感が出ます。ヘアオイルやヘアワックスを塗布するのがおすすめです。ベージュ系のカラーにする為のカラーレシピは、ブラウン系、パープル系、アッシュ系のカラー剤を混ぜて作っています。
バレイヤージュの髪を束ねると、普通に染めるよりも陰影が出て綺麗です。
パープル・ピンク系バレイヤージュカラー
パープル・ピンク系のバレイヤージュカラーは、グレージュ、シルバー、ベージュ系にも引けを取らない人気。パープル・ピンク系のメリットは、黄ばみが抑えられこなれた艶感が出せること。髪の毛が傷んだ部分も綺麗にカバーできます。
また、パープル・ピンク系カラーの褪色は、パープル・ピンク系→グレー、シルバー系→ベージュ系と変化していきます。その為、グレーやシルバー系の色味も楽しめるので二度お得。パープル系バレイヤージュのカラーレシピは、艶感のパープル系、ピンク系+くすませるグレー系を少量混ぜています。
- 上二枚のパープル系バレイヤージュはハイライトも混ぜて陰影をより出したバレイヤージュ。
- 下二枚はナチュラルなグラデーションに近いバレイヤージュ。
アッシュ・グレージュ・シルバー系バレイヤージュ
アッシュ・グレージュ・シルバー系カラーのバレイヤージュ。グレージュやシルバーのような寒色系カラーは、今の流行色なので人気。バレイヤージュの中でも一番オーダーが多いカラーです。また、自然にとけ込む色合いなので、誰でも挑戦しやすくおススメです!こちらのグレージュ系バレイヤージュのカラーレシピはグレー系とパープル系カラーを混ぜています。
ショート・ボブバレイヤージュカラー
こちらはショートボブのバレイヤージュカラーです。ミディアムやロングだけでなく、ショートやボブでも、もちろんバレイヤージュカラーにすることは可能! ショートやボブにバレイヤージュカラーを施すとより躍動感のあるヘアスタイルになるのでおススメです。カラーレシピはベージュとグレーを混ぜた人気のあるグレージュカラーです。
ブリーチなしバレイヤージュカラー
「バレイヤージュカラーはブリーチをしないとできないの?」と尋ねられることも多いですが、ブリーチなしでもバレイヤージュカラーはできます。ブリーチなしでも上の写真のようなバレイヤージュカラーを作ることは可能です。ブリーチなしでもきれいな立体感は出ます。しかし、ブリーチありに比べると陰影の出方は劣ります。主婦の方やあまり派手にしたくない方、社会人の方におススメです。
職人直伝!バレイヤージュのやり方を解説
高等ヘアカラーテクニックの1つ
バレイヤージュカラーは、高レベルのヘアカラー技術の1つ。今話題のヘアカラーということもあり、数10万もするセミナーを受けて勉強している美容師もいるほどの高等テクニック。美容師の中でも、上手くバレイヤージュを使いこなせる人は、ほんの一握りです。
バレイヤージュカラーは、どのようにしてカラーリングしていくのか順を追って説明していきましょう。
バレイヤージュカラーの作り方
バレイヤージュは、ハケを使い、ホウキをはくようにカラー剤を塗布し、髪を染めていきます。
- ほうきではくようにカラー【ブリーチ】をする。
- ほうきではいて明るくなった部分に色を入れる。
- 完成
美容師が答える!バレイヤージュQ&A
バレイヤージュカラーに関する疑問等ご質問を受けることが多いので特に多い質問を答えていきますね。
- バレイヤージュの値段は?
- バレイヤージュカラーの施術は、一色単体で染めるより美容師さんが細かくブロッキングを取り髪を分け取ったり、ほうきのように掃いたり、ブリーチを使用したりなど手数、時間がかかるので基本的には一色で染めるよりお値段は高くなる可能性が高いです。
- バレイヤージュカラーをした後は色落ちするの?
- 色落ちはします。バレイヤージュカラーは外国人風カラーを求めてオーダーされる方が多いのでブリーチ施術をすることが多いので透明感は出ますが褪色もしやすいので紫シャンプー等カラーシャンプーの使用をお勧めしています。
- バレイヤージュカラー後パーマはあり?
- ブリーチをしたバレイヤージュカラーの場合は髪のダメージ状態によりますが、基本的にパーマは控えた方がいいかもしれません。
- 黒染めした後はできる?
- できますが、黒染めや濃いカラー剤は染料が濃いので髪の毛に残留色素が残るので希望のカラーにできない可能性があります。一度美容師さんに相談してみてください。一度も染めたことがない黒髪は問題なくカラーできるのでご安心ください。
バレイヤージュカラーは誰でもできるカラーではないので是非美容師さんに聞いてみてください。滋賀ではぜひ当店でお待ちしております。