くせ毛に負けるな!美容師が教えるクセの原因と4つの改善法

くせ毛の原因と直し方

きっとあなたは「なぜ、私はくせ毛なんだろう?何か治す方法はないのかな・・」と悩み、このページにたどり着いたのではないでしょうか?男性女性限らず、くせ毛に困っている方は非常に多いです!

「くせ毛で毎日セットが面倒」「天パで髪がまとまらない」「梅雨時期や汗をかくと前髪がカールしてうねる」などなど・・・

このように、くせ毛の悩みは多岐に渡り、しかも百人十色です。

私が働く美容院にも、毎日のようにくせ毛に悩むお客さんが相談に訪れてきます。それだけくせ毛の悩みは深刻であり、後を尽きないのです。

そこで、現役美容師がくせ毛で悩んでいる人に向けて記事を書きました。くせ毛の原因や改善法を知りたい方は、是非ご覧ください。

くせ毛の原因は3つ

何と言っても、みなさんが一番知りたいのは、くせ毛の直し方だと思います。

でも焦らないで下さい!

なぜなら、くせ毛の直し方は、くせ毛を引き起こす原因によって異なってくるからです。なので、まず最初に「自分のくせ毛は何が原因なのか」知ることこそが、悩みを克服する第一歩となります。

くせ毛の主な原因は、次の3つです。

  1. 遺伝(毛根の形)
  2. 加齢による髪質の変化
  3. ヘアダメージ

ここからは、この3つの原因について詳しく解説していくので、「自分のくせ毛は何が原因なのか」考えてみて下さい。

①遺伝

くせ毛遺伝が原因

親がくせ毛だと子もくせ毛の確率が高い

1つ目は、遺伝が原因のくせ毛です。

父親・母親どちらかがくせ毛だと、子供にもくせ毛が遺伝する確率が高くなります。さらに、両親が共にくせ毛だと、その確率はより高くなります。

どれくらいの確率でくせ毛が遺伝するのか気になるところでしょう。そこで、遺伝によるくせ毛の影響を表にまとめました。

両親の髪質 産まれる子どもの髪質 割合
直毛×直毛 直毛 97%
直毛×波状毛 直毛 70%
波状毛 29%
直毛×縮毛 直毛 60%
縮毛 24%
波状毛×波状毛 波状毛 86%
直毛 14%

ただし、両親がくせ毛だと、子供も同じように絶対に100%くせ毛になるわけではありません。

表を見てもらうと分かる通り、親から子への髪質の遺伝は密接な関係にあります。では一体「何が遺伝したらくせ毛になる」のでしょうか?

毛包の形が遺伝しくせ毛に

その答えは、毛包の形です。毛包の形が遺伝することでくせ毛も遺伝するのです。

毛包とは、毛根を包み成長した毛を外に出す筒状の部分です。この毛包が原因でくせ毛になります。

直毛とくせ毛の人では、この”毛包”の形が異なります。直毛の人の毛包は、まんまるな”円形”で”真っ直ぐ”な構造をしています。一方で、くせ毛の人の毛包は、”楕円形”や”三角形”でぐにゃぐにゃ”いびつ”な構造をしています。直毛とくせ毛(波状毛、球状毛)の毛包の特徴を表にまとめたので、チェックしていきましょう。

  直毛 波状毛 縮毛(球状毛)
  直毛 波状毛 縮毛
毛包の形 真っ直ぐな正円 カーブを描いた楕円 強いカーブを描いた楕円
髪の断面 正円 楕円 つぶれた楕円
人種 黄色人種に多い(日本人や中国人など) 西洋人に多い 黒人に多い

遺伝が原因のくせ毛を根本から治すのは困難

表からも分かるように「毛包の形が”いびつ”になればなるほど、生えてくる毛のくせも強く」現れます。

なので、この毛包の形を直毛の人のように真っ直ぐに整えることで、くせ毛は改善します。しかし、さすがに美容師でも、親から遺伝した毛包の形を整え治すことは、今の技術をもってしても難しいのが現状です。

②加齢・ホルモンバランス、生活習慣・ストレス

くせ毛加齢

2つ目は、加齢やホルモンバランス、生活習慣やストレスなどが原因のくせ毛です。

「若い頃は直毛だったのに、大人になったら細くなりくせ毛が出てきた」「元々くせ毛だったけど、40代に入り髪のうねりが酷くなった」といった悩みは加齢が原因です。

年を重ねると、体は衰えてきますがこれは髪の毛も一緒です。髪の毛も老化によって衰えてきます。

  • 加齢により、髪の主成分であるタンパク質が減り、髪の毛が細くなりハリやコシが低下する。
  • 加齢により、髪内部で水分を多く含むコルテックスの細胞構造が不均一になる。すると、本来は均一に行き渡るべき水分バランスも不均一になる。水分不足な部分は、縮毛、水分を吸った部分は膨らむという現象が発生し、髪がうねる。

また髪質の変化は加齢だけでなく、ホルモンバランス、生活習慣(食事や睡眠)、ストレスの影響も受けます。ホルモンバランスや生活習慣の乱れ、ストレスによる自律神経の乱れが引き金となり、細くハリ・コシがない栄養不足の不健康な髪しか育たなくなります。

特に、女性の場合は40代後半に入ると更年期が訪れ、ホルモンバランスが著しく乱れるので注意が必要です。

したがって、これらを原因とするくせ毛には、髪の健康に必要なタンパク質と水分を補い改善させます。シャンプーやトリートメント、食事、睡眠などを見直しましょう。

思春期になるとくせが変わる?

思春期の時にくせ毛が強くなった、反対にくせが治ったと経験された人もいると思います。

思春期の時は身体的に成長しますが、髪の毛も太く成長するときなので、太くなることでクセが強くなるケースや逆に収まるケースが出てくるのです。

③ヘアダメージ(ドライヤー、アイロン、カラーやパーマなど)

ドライヤー・アイロンがくせ毛の要因

3つ目は、ヘアダメージが原因のくせ毛です。

ドライヤーやアイロン、カラーやパーマなどを当てると、ヘアダメージが発生することがあります。ヘアダメージとは、毛髪が変形し傷んだ状態です。毛髪が変形することで、弾力が弱くなり絡んだり、チリつき膨らみまとまりが悪くなったりします。これがヘアダメージによるくせ毛です。

したがって、ヘアダメージによるくせ毛には、ドライヤーやアイロンなどのヘアケア用品の正しい使い方を学ぶことで治しましょう。

湿度でくせ毛が酷くなる?

くせ毛は、湿気や水分の影響でも現れます。特に、梅雨などのジメジメとした季節や髪を濡らした時に、強く現れやすくなります。これは、髪の毛の80%以上を占めるタンパク質の結合が、湿気や水分の影響で変化するためです

くせ毛を治す改善方法4選

ドライヤー・アイロンの熱の力で伸ばす

ドライヤーとくせ毛

ドライヤーやアイロンは、一番気軽にできるくせ毛の改善方法です。

髪は、熱があたると柔らかくなり、冷えると硬くなる性質があります。この性質を活かして、くせ毛をドライヤーやアイロンの熱で伸ばすとともに、冷まして固定してあげましょう。

ドライヤーやアイロンは、遺伝や加齢、ヘアダメージなど色々な原因のくせ毛に対応でき万能です。ただし、誤ったドライヤーやアイロンの使い方をすると、逆にヘアダメージの原因となりくせ毛が酷くなる場合があるので注意が必要です。したがって、正しい方法でドライヤーやアイロンを当てましょう。

ドライヤーの正しい使い方【美容師監修】

また、ドライヤー・アイロンの選び方も重要です。最近では、熱によるダメージを抑え髪に潤いを与えるドライヤー・アイロンも登場しています。特に、美容師やモデルにも愛用者が多く人気の高い『リュミエリーナ』のドライヤー・アイロンはオススメです。

この動画を見ても分かるように、『リュミエリーナ ヘアビューロン(ストレート)』は、長時間当て続けてもダメージが少ないヘアアイロンです。それどころか逆に、独自のパイオプログラミング技術により、パサつきがちなくせ毛を、健やかで美しく艶感のあるしっとりとした髪質にプログレスできます。少しお高めのヘアアイロンですが、くせ毛に悩んでいる方には是非オススメのヘアアイテムです!!

くせ毛のセットにオススメ!美容師が選ぶドライヤー&ストレートアイロン

使うたび美しい髪へ【リュミエリーナ レプロナイザー 3D Plus】

使うたび美しい髪へ【リュミエリーナ ヘアビューロン(ストレート)】

ストレートパーマ・縮毛矯正の化学力で真っ直ぐに

ストレートパーマ,縮毛矯正

ストレートパーマや縮毛矯正は、一番効果的なくせ毛の改善方法です。

縮毛矯正・ストレートパーマは、薬の力を使い、毛髪のうねりやふくらみを抑え綺麗なストレートヘアーを実現させるくせ毛界の救世主です。

ストレートパーマ 縮毛矯正
薬剤のみ 薬剤+熱
くせが強い方 くせが弱い方

特に、縮毛で髪質が「クセが強い」「太い」「硬い」の3拍子が揃ったタイプの人には、一度縮毛矯正を当ててみることをオススメします。このタイプの人は、ドライヤーやストレートアイロンを使ってもくせ毛を直すことは難しく、そのぶんセットに時間がかかり、ダメージも蓄積されるからです。

”毎朝早くからアイロンで前髪を伸ばしても効果が薄い方”や”毛髪全体のくせが強くアイロンを使用してもすぐに元に戻る方”などは、時間や手間を節約できるばかりか、ヘアダメージも少なくて済みます。

最近は、ストレートの技術も向上し、自然に根元から毛先までストレートパーマを当てることも可能になってきています。まずは、美容師さんに相談してみてください。

ただし、縮毛矯正は薬剤をつけた後に、さらに熱を加えるので髪や頭皮に与えるダメージは強くなります。そのため、ドライヤーやアイロンですぐにクセが直る方は、控えた方が良いでしょう。

シャンプー・トリートメントの補修力でダメージが原因のくせ毛を改善

シャンプー

傷んだ髪はくせ毛の要因となります。

このように傷んだ髪は、シャンプーやトリートメントを使いダメージを補ってあげることが必要です。原因であるコルテックスの状態を整え、水分を均一に蓄えられる状態に戻してあげるいことが大切です。

アミノ酸や保湿成分が配合されたシャンプーやトリートメントを使用することをオススメします。また、ドライヤーやアイロンをよく使用する人は、洗い流さないトリートメントの使用も検討してみましょう。

また、正しいシャンプーやトリートメントの使い方を学び、摩擦による毛髪の痛みを避けましょう。

正しいシャンプートリートメント

食・睡眠の改善でくせ毛予防

食や睡眠もくせ毛と関係しています。

十分な栄養や睡眠が足りないと健康な髪が育ちません。食や睡眠などが不規則な生活習慣を続けていると、細くハリ・コシがない髪になります。すると、髪がうねったりくせが現れやすくなります。

したがって、食事や睡眠といった生活習慣を改善しくせ毛を予防しましょう。偏食は止め、髪の元となるタンパク質やアミノ酸を多く含む食品を中心に、バランスの良い食事を心がけて下さい。また、夜更かしせず髪のゴールデンタイムと呼ばれるPM10~AM2時までに眠る習慣づけをしましょう。

くせ毛を活かす!イカしたヘアセット作りのコツを美容師が伝授

くせ毛を活かす

くせ毛は、あなたの個性の1つです。

くせ毛で悩んでいる人は、逆にその欠点を利用してみてはいかがでしょうか?せっかくの直毛なのにパーマをあてる人は世の中に沢山いらっしゃいるくらいですから。

つまり、スタイリングを工夫し、くせを生かすようセットをしてみましょう!

「くせ毛って生かせるの?」と感じている人も多いと思います。しかし、カットの仕方、部分的なストレートパーマ、パーマの活用、スタイリング剤の付け方やドライの方法、などなどセットを工夫する事でくせ毛を活かすことが可能です。

例えば、現役美容師がくせ毛のセット例を「ショート」と「ミディアム・ロング」で2つご提案してみます。

ショートヘアのくせ毛のセット例

ショートヘアの人でも膨らむ部分、前髪にストレートパーマを当ててボリュームを落とすなど、ストレートパーマを駆使しくせ毛を生かす方法は沢山あります。最近の流行はうねりを生かしたヘアスタイルも多いので膨らみやすい部分のみにストレートパーマをあてて、クセ毛を生かすこともおすすめです。

ミディアム・ロングのくせ毛のセット例

ロングやミディアムの人で根元から毛先までうねる人は、クセでボリュームが出やすい根本から中間までストレートパーマや縮毛矯正をかけてボリュームダウンをさせて、残りの中間~毛先は何もせずくせ毛を残しパーマ風にセットする。