髪がパサパサする原因&パサつき改善法10選をご紹介(シャンプー・トリートメントなど)
「うわ〜〜髪が超パッサパッサ!!!!」
あなたはパサパサと乾燥した髪に悩んでいませんか?
- 髪がパサパサで、ごわつきまとまらずスタイリングが上手くいかない。
- パサパサに乾燥した髪は、静電気が起きやすく、枝毛や切れ毛に繋がる。
女性にとって、髪のパサつきは深刻な悩みです。そこで現役美容師が、なにかと厄介なパサつき髪の改善法について解説していきます。
まずは、髪がパサパサになる原因を、次に、パサつき髪が引き起こす問題について説明していきます。そして最後に、オイルやトリートメントを使ったパサつき髪の改善法をご紹介します。
写真の女性のように、うるうるツヤ髪だった頃を取り戻しましょう!
髪がパサパサになる2つの原因
髪がパサパサになる原因は大きく2つです。
- 髪が乾燥し、水分・油分が不足することが原因。
- キューティクルのめくれやはがれが原因。
さらに、このパサパサ髪の2つの原因について詳しく説明していきます。
①髪が乾燥する原因
髪の乾燥は、水分・油分の不足が原因で起こります。毛髪の水分・油分を奪う原因となるのは次のようなものです。
- 洗いすぎによる皮脂の取りすぎ(シャンプーの回数が多い)。
- 洗浄力の強いシャンプーを使っている(石油・高級アルコール系界面活性剤が入りシャンプーの使用)。
- 加齢による皮脂分泌の減少(30代以降になると、頭皮から分泌される皮脂の分泌量が減少する)。
- 湿気が少ない環境(冬の季節など)。
- ドライヤー・ヘアアイロンで熱を加えすぎ。
②キューティクルのめくれやはがれの原因
髪の乾燥は、キューティクルのめくれやはがれが原因で起こります。
例えば、次のようなことが原因でキューティクルのダメージを招きます。
- 摩擦(シャンプーやブラッシング時の摩擦)
- 熱(ドライヤー・ヘアアイロン・日差し・紫外線などの熱)
- 化学物質(パーマやカラー、ブリーチ、縮毛矯正)
キューティクルのダメージは、パサパサ髪だけでなく、枝毛や切れ毛の原因にもなります。また、時にはうねったり、くせ毛になったりします。髪は一度ダメージを受けると自己修復しないのでもと通りには戻りません。なので、正しいヘアケアを実施してヘアダメージを極力予防したいものです。
パサついた髪が引き起こす色々な問題
髪がパサパサで乾燥していることは何か問題なのでしょうか?はい、パサパサ髪によって引き起こされる厄介な問題はさまざま!
- 髪のツヤ・ハリが失われる。
- 髪の毛がパサパサでごわつき、まとまらずスタイリングがしにくくなる。
- シャンプーやブラッシング時に引っかかりやすい。
- 乾燥した髪は無防備でダメージを受けやすい状態になる。
- 乾燥しているので静電気が起きやすい(静電気は髪にダメージを与え枝毛や切れ毛に繋がる)。
このように髪がパサパサな状態は、不健康な状態です。さらに、パサパサ髪の状態のまま放っておくと、悪循環に陥ります。まさに、負のパサパサ髪ループ!!!
- 乾燥でパサパサした髪(ダメージを受けやすい状態)→
- 摩擦や熱でキューティクルが傷つく
- 髪内部の水分が逃げる
- ますます乾燥する
最悪に恐ろしいですよね!そこで、これから「負のパサパサ髪ループ」から抜け出す改善法&対策法をご紹介していきましょう。
パサパサ髪の改善法!サラサラでツヤやかな髪を目指そう!
どうしたら、乾燥やヘアダメージに負けない、サラサラでツヤやかな髪を手に入れることができるのでしょうか?そこで、現役美容師がパサパサ髪の改善法をご紹介します。
「負のパサパサ髪ループ」から抜け出すためには、何よりも髪の潤いを保つようケアすることが大切です。シャンプーやトリートメントなど、普段のヘアケアを見直すことでパサパサ髪を改善しましょう。
乾燥が気になったときは、放って置かず素早くオイルをつけて保湿しましょう。また、髪が乾燥して、さらに痛んでいる場合は、ダメージ補修成分入りの(ヘアケア)製品を使うのもおすすめです。
- オイルパックで保湿する(ホホバオイルや椿油などの植物性オイルを使用する)。
- 洗い流さないトリートメントをつけて保湿する。
- ヘアワックスなど油分入りのスタイリング剤でセットする(ベタつきが嫌な人はプロダクトワックスがおすすめ)。
- お出かけ時などには、市販の髪用オイルスプレーを使い潤いをキープする。
- シャンプーで洗う回数を減らすとともに、正しいシャンプー法を実施する。
- 洗浄力がマイルドなシャンプーを使用する(洗浄力がマイルドなアミノ酸系界面活性剤入りシャンプーを使う)。
- 乾燥肌かつ敏感デリケート肌の方はオーガニックシャンプーがおすすめ。
- ドライヤーの正しく使うとともに、乾燥・ダメージが少ないドライヤーを使う(リュミエリーナのドライヤーがおすすめ)
- ブラッシングで頭皮を刺激しつつ、皮脂を毛先まで行き渡らす(獣毛のヘアブラシがパサパサの髪にはおすすめ)
- ヘアダメージがある場合は、シリコンなど補修成分が配合されているリンスやトリートメントを使う。
髪がパサパサに乾燥していると、手ぐしを通した時に、ごわつきも感じます。油分を足して改善することで、なめらかな指通り取り戻しましょう。最後に、パサつき乾燥が髪におすすめのオイルをご紹介してお別れです!!