毛髪のハリコシとは?元気で健康的なハリコシのある髪を取り戻す復活法5選

髪の毛のハリコシ

ハリコシのない髪の毛に悩んでいませんか。

男女問わず20代を境に、体や脳が衰えてきます。昔のように「体が動かない」「肌ツヤがなくなりシワが現れる」、「記憶力が悪くなる」といったいわゆる老化現象です。

もちろん髪の毛や頭皮もその例外ではありません。思春期~20代までは丈夫で太い髪が、よく育ちます。しかし段々と、ハリコシのない細い髪となり、生えるスピードも遅くなっていきます。30代以降のほとんどの人が、髪に何かしらの変化を感じるようです。

  • 髪のハリコシがなくなった
  • 細くなってボリュームが減った

最近、髪の毛のハリコシがなく元気がないのペッチャンコ。何かハリコシを復活させる方法はないのかしら。

渡辺文暁

なくもないよ。もちろん老化そのものを止めて劇的に若返ることは不可能。でも髪のハリコシ低下の原因はさまざま。1つ1つを正すことで髪のハリコシを取戻すことは十分可能です。

毛髪のハリコシとは何?

髪の毛のハリコシとは

毛髪のハリコシ低下の原因や復活法を学ぶ前に、基本的なことを整理しておきましょう。今回のテーマである髪の毛の「ハリ」と「コシ」の違いについてです。

ハリとは

ハリとは、毛髪の”強度”のことです。
強度とは引っ張った時に切れずに耐えられる強さ。太くて密度が高く引き締まっている毛髪は、力強くハリがあります。
例えば、同じ1本の髪の毛でも「細くてスカスカの髪」と「太くてギッシリとした髪」とでは、太さや密度が違います。当然、十分な成分で作られた髪の毛の方が、ハリがあり頑丈です。

コシとは

コシとは、毛髪の”弾力”のことです。
弾力とは簡単に折れたりしないで、元の状態を保とうと反発する元の状態を保とうとする力の強さ。弾力があり反発力のある毛髪は、しなやかで力強くペチャンと潰れにくく腰があります。
例えば、うどんをイメージするとよいでしょう。コシのあるうどんはなかなか噛み切れず、元の状態に戻る力が強いです。

ハリコシのある髪のメリット・デメリット

ハリコシのある髪の毛は、健康的で元気な証。弱々しくふにゃふにゃとした髪の毛にはない多くのメリットがあります。「コシがない」と感じるのは、髪が細く、軟らかくなってきているからです。太くて丈夫な髪ほど力強いコシがあります。
ただし、ハリコシがあり過ぎることで、少なからずデメリットもあるので一緒に確認しましょう。

ハリコシがない髪は、ふにゃふにゃで潰れやすくボリュームダウンの原因

ハリコシのある髪は、太くて力強く弾力があります。1本1本の髪の毛が、しっかりとしているので、重力や他の髪の毛に押し潰されにくく、ボリュームがアップして見えます。一方でハリコシのない髪は、ふにゃふにゃで弱々しいです。そのため、ハリコシがないと髪の毛が潰れやすく、ボリュームダウンの原因になります。また、ハリコシのない髪は1本1本の髪が細い場合も多く、ボリュームダウンともあいまって、薄毛に見られがち。

ハリコシがありすぎるとパーマやヘアアイロンでの癖付けが困難

髪の毛にハリコシがあるのは、健康的で外見上の見た目にも良いことです。しかし、ハリコシがありすぎる髪に悩む人も少なからずいらっしゃいます。髪1本1本が太くしっかりとしたハリがあり、元の状態に戻ろうとするコシもあることは決していいことばかりではありません。ハリコシがあり過ぎると、パーマやヘアアイロンでの癖付けが難しく、時間がかかってしまいます。せっかく美容院でパーマやストレートパーマ、縮毛矯正を当ててもらっても、1週間もすれば元の状態に戻ってしまうとお困りの方もいらっしゃいます。

渡辺文暁

髪の毛にハリコシがないよりもあった方がメリットが多いです。特に、若い時にあった、ハリコシが年をとると低下してきて、悩む人が多いです。薄毛予防のためにもハリコシのある髪を取戻す努力は大切。

ハリコシがなくなる3つの原因

毛髪の量、太さのピークは20代。「髪が多くて困る」という人も、30代に入ると髪は徐々に衰えてきます。髪のハリコシの低下は、多くの男性女性かかわらず感じるエイジングサイン。「老化が始まったのかな…」と気づく最初の合図とも言えます。

では、髪の毛のハリコシがなくなる根本的な原因は何なのでしょうか。その答えは、毛髪を健康に保つ3つの要因にあります。

タンパク質
毛髪全体の約80%をしめる主成分。タンパク質が満たされていると、太く丈夫な髪が育つ。
水分
毛髪全体の約10%をしめる成分。髪のツヤやハリコシには十分な水分量が必要不可欠。
キューティクル
毛髪表面の層で、髪内部を守る。キューティクルが綺麗だと毛髪内部の成分の流出を防げる。また、ツヤや手触り、硬さにも影響する。

つまり、髪のハリコシやツヤが低下したのは、これら3要因の不足や乱れ、破損が原因です。逆に考えれば、これら3つはハリコシのある髪に必要な要素とも言え、きちんと手入れし回復させれば、健康的な髪は取り戻すことができるのです。

元気な髪を取り戻す!美容師が教えるハリコシ復活法

年齢を重ねることで髪のハリコシ、ツヤがなくなるのはある意味避けられないこと。

老化により、毛髪を生み出す毛母細胞などの活動が衰えてきます。すると結果的に、生えてくる髪が細く弱々しくなり、ハリコシが低下します。また、毛髪密度も減少し、ボリュームがなくなります。さらに高齢になると、毛髪の主成分のケラチンタンパク質を作るシスチン量が減少し、強度も落ちてしまいます。

さらに女性の場合、40歳前後から更年期に入り、女性ホルモンが減少し始めると、髪の老化が進みます。ちょうどこの時期にFAGAなど薄毛の問題も表面化し始めダブルパンチ。薄毛に向かっている髪は、弱っている段階なので細くてコシがありません。

しかし、何もハリコシの低下の原因となるのは老化だけではありません。毎日の私たちのヘアケアや生活習慣、ストレスも、髪のハリコシを左右する要因の1つです。さらに、パーマやヘアカラー、ブリーチもハリコシに影響を与えます。

渡辺文暁

年をとることは誰も避けることは不可能。ですが、ヘアケアや生活習慣をただすことで、ハリコシのある元気な髪を取り戻すことは可能です。
そこで、美容師がハリコシのある元気な髪を取り戻す復活法をお伝えします。

ヘアケア(乾燥予防+保湿+栄養成分の補充)

毎日のヘアケアは、ハリコシを保つために必要不可欠です。
髪の毛の成分としてタンパク質の次に多いのが”水分”です。毛髪の水分が不足し、乾燥するとキューティクルが剥がれやすくなります。すると、髪内部の水分や成分が外部に漏れてしまいます。当然、髪を形成している組織が失われる為、髪そのものが痩せ細っていき、ハリコシもなくなってしまいます。

1.ハリコシを保ち復活させるためにも、乾燥対策を徹底し予防しましょう。
髪の根元からパサつき、ツヤがなくなっている場合、「水分不足」が疑われます。このタイプの方は、シャンプー、トリートメントをドライヘア用にし、水分を補う事を第1に考えてください。
乾燥対策としては、ドライヤー・ヘアアイロン選びにこだわるとともに、正しい使い方を学びましょう。またタオルドライ後のブロー前には、ミストタイプの洗い流さないトリートメントを使い潤いを補給しましょう。さらに、ブロー前にヘアオイルを塗ると熱による乾燥から髪の毛を守ってくれ保湿効果も期待できます。日中の乾燥や紫外線予防の為にも繋がります。

2.傷みが原因でハリコシがない髪は、栄養を補修してあげるのも復活法として有効です。
根元は健康毛なのに、毛先に行くほどツヤがなく、枝毛、切れ毛が目立つ場合は「タンパク質不足」で、毛髪内部がスカスカになっています。ダメージ用のシャンプーを使ったり、シャンプーの後に、洗い流すトリートメントを使い失われた栄養分を補修しハリコシを蘇らせましょう。
また、「キューティクルの乱れ・破損」も深刻なので、洗い流さないトリートメントやヘアオイル、ヘアクリームで髪の表面を保護するのも忘れずに。

渡辺文暁

毎日のお手入れは決して裏切りませんし、やらないに越したことはないでしょう。「髪質が変わってきたかも…」と感じ始めたら、本腰を入れたヘアケアをスタートさせましょう。頭皮マッサージヘアブラシミノキシジル入りの育毛剤なども試してみるのもいいかもしれません。

生活習慣(良質な食事・睡眠+禁煙+適度な飲酒)

1.食事や睡眠、タバコ、飲酒なども髪の毛の成長を左右する要因です。
無理なダイエットは栄養不足を招き、健康的でハリコシのある髪の成長を阻害します。髪の発育に必要な栄養素を確保しつつ、バランスの良い食事を心がけましょう。また、睡眠は体の成長だけでなく髪の成長にも必要な時間なので、睡眠の質と量を意識しましょう。

2.タバコと飲酒はほどほどにしましょう。
タバコは髪の毛の成長を邪魔する要因と考えられています。百害あって一利なしですので、これを機会に禁煙してみるのもハリコシ復活のためだけでなく、健康の為にもおすすめです。飲酒に関しては、適量なら問題ありませんが、過剰にアルコールを摂取すると薄毛の原因となると考えられているので適量に止めることをおすすめします。

3.ストレスも髪のハリコシに影響を与えます。
ストレスを全くなくすことは、不可能でしょう。しかし、ストレスを解消することは可能です。定期的にリフレッシュする時間を設けることも大切です。

渡辺文暁

少しでも健康的でハリコシのある髪を取り戻したいなら、生活習慣の見直しなど身近で簡単にすぐ出来ることから始めると良いと思います。それぞれの生活習慣についてはリンク先で詳しく説明しているので参考にしてみて下さい。

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